絶対一番安い ●江戸和本●社倉私議 中井竹山 明治3年 政治経済上申書 飢饉対策 備蓄 その他
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最終更新 2024/08/04 UTC
商品の説明
【まとめ売り】スタジオジブリ 絵コンテ全集 6冊
社倉私議\r【判型】大本1冊。縦259粍。 【作者】中井竹山(積善・善太)作・跋。 【年代等】安永3年5月作。寛政6年11月自跋。明治3年11月、島村雅孝序・刊。刊行者不明。 【備考】分類「政治・経済」。中井竹山が「社倉」について論じた経済政策の上申書。安永3年(1774)上申。「社倉」とは、飢饉に備えて米を貯蓄しておいたり、その米を農民に貸し付けたりする制度。竹山は、播州龍野藩の藩主脇坂侯に、この制度を実施することを提起した。これはその上申書の手稿本である。寛政6年(1794)跋の拙修斎叢書本には、巻末に附録として「社倉之事」という文がつけられている。これは、拙修斎叢書本『社倉私議』を刊行する際、彼の著書である『草茅危言』の中に社倉の概要を説明した文章があったため、それを附録としてつけたものである。しかし、この手稿本にはそれがない。そのかわりに朱子の文集から、社倉に関する記録などを書き抜いた「社倉事目勅命並并跋語附」がつけられている。この本は全56葉からなり、1葉から24葉までは「社倉私議」、25葉から56葉までは「社倉事目勅命並并跋語附」となっている。竹山が提起した「社倉」の実施法は、次のようである。毎年、藩と民間から掛米を1000石ずつ拠出し、それを社倉に積み立てる。藩主はその掛米を借り上げ、藩の借金の返済にあてる。藩主は借り上げた掛米の利足米を、毎年社倉に出し、それを利米とする。5年後には、利米が2000石になるので、それを社倉の元米とする。この社倉の元米を民間に貸し付けたり、窮乏の際に使う。後にこの政策は、竹山の弟子の小西惟沖により、龍野藩で実施された。*懐徳堂HP。 ★原装・題簽付き・状態概ね良好(本文小虫補修、一部シミ)。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、江戸~明治期写本が、12,000円~42,000円】。
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